滋賀県大津市にある農園 比叡の杜

比叡の杜 農園ブログ

干しキノコ作りの基本手順

2026.05.21

1.下処理(水洗いはNG):水分を入れないのがコツ。

キノコは水で洗うと旨味が逃げ、乾燥に時間がかかってカビの原因になります。汚れがある場合は、濡らして固く絞ったキッチンペーパーなどで優しく拭き取ってください。

椎茸は軸の先端(石づき)を切り落とします。木耳も根元の硬い部分(石づき)があれば取り除きます。

2.カット(お好みで):丸ごとでも、スライスでもOK。

丸ごと干すと戻したときの肉厚感が楽しめますが、乾燥に日数がかかります。早く仕上げたい場合や使いやすさを重視する場合は、椎茸を5mm幅程度にスライスしたり、木耳を食べやすい大きさにちぎったりしておくと、1〜2日で早く乾きます。

3.並べる:重ならないように配置。

ザルや干し網(100円ショップなどで手に入る野菜干しネットが便利です)に、キノコが重ならないように間隔をあけて並べます。

椎茸を丸ごと干す場合は、最初は「ひだ(内側)」を上に向けて並べると水分が抜けやすくなります。

4.天日干しする:晴天の日を狙う。

風通しがよく、直射日光の当たる場所に干します。

丸ごと干す場合は3日前後、スライスした場合は1〜2日ほど天日に当てます。夕方になって湿気が出る前に一度室内に取り込み、翌日また天日に干すのが理想的です。

仕上げと乾燥の目安

しっかり乾燥したかどうかは、触ったときの状態で判断します。

  • 椎茸:手で持ったときにカサカサと軽くなり、軸を折ろうとすると「ポキッ」と小気味よく折れるくらい。
  • 木耳:カチカチに硬くなり、全体が小さく縮んで、触るとカサカサ音がする状態。

取り込んだあと、完全に冷ましてから密閉容器や保存袋に乾燥剤(シリカゲル)と一緒に入れて、直射日光の当たらない涼しい場所、または冷蔵庫で保管してください。

失敗を防ぐためのポイント

  • お天気の選び方: 湿度の低い、よく晴れた日が続くタイミングを選んでください。梅雨時期や曇りがちな日は乾燥が遅れ、カビが生える原因になります。
  • 完全に乾燥させる: 中途半端に水分が残っていると保存が効きません。もし天日干しだけで乾燥が足りないと感じたら、仕上げに電子レンジに少しずつかけるか、100度前後の低温のオーブンで少し加熱して完全に水分を飛ばす方法もあります。